たけしです。どうも、こんばんは。今日はWindowsマシンのレビューですよ。
「ん?お前、マカーではなかったか?」
という方、正解です。僕は10年来Macを使い続けているわけですが、今になってWinへ転向したわけでもありません。僕の仕事では、Windows環境も必要な時があるんですよ。今まではヤフオクで落札した中古の自作パソコンにハードディスクとメモリ突っ込んで、途中でCPUまで取り替えて使っていたのですが、昨年モニタと共に往生なされたため、この度の導入と相成りました。
マシン選び
最初はVaioのType Tとかかっこいいな、と思っていたのですが、値段が高くて手が届かず断念。もっともPCの持ち歩きはほとんどしないし、したとしてもiBookを持参するので、割高なモバイルノートはあきらめてコストパフォーマンス重視で選ぶことにします。日本市場に復活したゲートウェイなども見ていたのですが、ある時ふと見つけたのがヒューレット・パッカードのノートパソコン、HP Compaq nx4820/CTでした。
ヒューレット・パッカード。世界的にPCや周辺機器、特にプリンタのメーカーとして抜群の知名度を誇っているものの、日本では国産勢が強いため今一つ存在感に欠けるメーカー。PC本体は合併したコンパックのラインを基本的に踏襲しています。nx4820は同社のラインナップではややコンパクトで、価格はリーズナブルという位置づけです。
nx4820のよいところ
価格が安い
安いですよ。8万円台からありますもの。僕はメーカー直販サイトで、ベーシックな仕様からパワーアップしたセット(Pentium M 1.73GHz、1GBメモリ、80GBのHDD、無線LAN等)を選んだので12万円くらいになりましたけど、それでも同じ価格帯のPCよりも高性能です。
画面がワイド
ハイビジョンの映画が見たい、というわけではありません。14インチモニタだと普通はXGAと言って1024×768ピクセルの解像度(広さ)なのですが、nx4820はWXGA、1280×768ピクセルです。Web制作や開発では横を1024ピクセルで画面設計することがよくあるので、200ピクセル強のゆとりはありがたいです。こういう場合、ゆとりは多ければ多いほどいいわけですが、ノートPCではモニタに比例して本体が大きくなってしまうので、横は広く縦はそこそこの長さが理想的です。
あと、液晶はそこそこきれいですよ。反射が気になる方は反射防止フィルムをはるとよろしいかと。
その他
内蔵スピーカーの音が、結構いいんですよ。あとデザインは好みによりますが、安いWindowsマシンの中ではよい方じゃないですかね。
プリインストールされているソフトが少ないのは、僕好みです。オプションにMicrosoft Officeもありましたが、迷わず「なし」を選択。ExcelマクロやAccessで仕事はしないので、OpenOfficeやStarSuiteがあれば十分。DVD作成ソフトとプレーヤーは入っていますのでご安心を。
画像関係はMacで作業するのでPhotoshopやIllustratorのWindows版は購入しませんが、Windows環境はフリーウェア、シェアウェア、オープンソースアプリケーションが充実しているので、そこそこのことは高いソフトを買わなくても出来てしまったりします。まあ、Macはプリインストールされている純正ソフト群がすごかったりしますけど。
まとめ
質実剛健。所有欲をそそるようなマシンではありませんが、ホームユース、ビジネスユース、セカンドマシンとして十分おすすめ出来ると思います。所有欲を満たすなら…Macかな(笑)