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  • 写真展「Circuration」(循環)

    写真展「Circuration」(循環)

    皆さま、ご無沙汰しております。

    来る、2023年3月11日土曜日から1週間、地元多摩市の古着屋さんで私の写真を展示させていただきます。

    今回は多摩ニュータウンの団地内の商店街に、この2月に開店された古着屋さん「古着屋 SAJI」の壁面の一部に、イガラシが撮影した写真を展示させていただきます。

    写真展示はお店の所在する多摩ニュータウン、落合団地にて撮影した2点です。写真は少ない代わり、素敵な古着がたくさんあります。写真と古着のコラボレーションをお楽しみください。

    会期:

    2023/3/11 土曜日 〜 2023/3/17 金曜日

    会場:

    古着屋 SAJI @saji_used
    東京都多摩市落合4-8-1-101
    営業時間:金・土 12:00-20:00
    日・火・水 10:00-18:00
    定休日:月曜日・木曜日

    交通:

    車:店舗裏に駐車場2台分あり
    公共交通:京王・小田急・多摩モノレール各線多摩センター駅
    8番バス乗り場より5分、落合四丁目下車。歩道橋を渡り徒歩3分。

    お問い合わせ:

    お問い合わせはイガラシまで Instagram のDM、またはメール takeshi.igarashi[at]gmail.com にてお送りください。

    在廊予定:

    近所に住んでいるので、予めご連絡いただければ調整します。お問い合わせください。
    初日 11 日の 13:00-20:00、最終日 17 日の 15:00-20:00 は、会場の斜め向かいのお店 STOA @_s_t_o_a_ が開いています。コーヒーやチャイが飲めるので、のんびりお話ししましょう。

    では、皆さまのお越しをお待ちしております!

  • WordPress の新しいテーマ「unitone」を触ってみた

    WordPress の新しいテーマ「unitone」を触ってみた

    この記事は「Snow Monkey / unitone Advent Calendar 2022」の25日目の記事です。

    まず、おことわり

    この記事は、実際 unitone テーマに触れるために、WordPress のインストールからしている風景を録画し、YouTube に公開しましたので、そちらの解説をしていくスタイルになっております。よろしければ上の動画にお付き合いください。

    サンプルのサイトは https://unitone.idw.jp/ になります。しばらく公開する予定です。

    WordPress テーマ「unitone」について

    unitone は WordPress のテーマ Snow Monkey の作者で有名なキタジマタカシさんが今年発表した、WordPress のフルサイト編集(FSE)対応のテーマになります。

    unitone のダウンロード

    WordPress の公式テーマディレクトリではなく、上記 unitone のサイトから手続きしてダウンロードします。テーマ自体は無料、100% GPL となっており、サポートやフォーラムの利用などが有料になるようです。

    WordPress のインストールができていれば、テーマのインストールは簡単です。管理画面の「外観」→「新規追加」から ZIP ファイルをアップロードすれば OK です。

    unitone を試す

    私、Snow Monkey は公私共々お世話になりまくっているわけですが、フルサイト編集対応テーマを触ったことは、Twenty Twenty Three を含めてほとんどありません。

    基本的に、投稿や固定ページの編集画面は普通のブロックエディターとほぼ使用感は変わらないです。次に FSE の本丸たるサイトエディターを試してみましょう。

    「外観」→「エディター」を選択
    unitone のサイトエディター画面

    第一印象としては「さっぱりしてるなあ」という感じです。

    このテーマのコンセプトからしても、これをインストールしただけで何か美しいサイトが完成するのではなく、美しく仕上げるための「土台」としての役割に徹しているのでしょう。

    Every Layout か……積ん読になってる……読まねば……

    ただ、FSE 素人の目線としては、もう少しデザインの手がかりが欲しい気もしました。マニュアルもパターンも用意されているのですが、ある程度自力で習熟する必要があるテーマだという印象です。欲しいパーツが大体用意されている Snow Monkey テーマとの違いを感じた部分です。

    余談: WordPress の手抜きインストール

    さて、WordPress 自体のインストールですが、主要なレンタルサーバを借りている場合は WordPress の簡単インスール機能(例: エックスサーバー)が提供されているので、特に理由がなければそちらを使いましょう。

    しかし、VPSAWS などのパブリッククラウドを使っている場合、そうもいかないと思います。

    もちろん WordPress 公式サイトからダウンロードして、各種設定をしてもよいのですが、私の環境では WP-CLI という、WordPress をコマンドラインで操作できるツールを導入しているので、この辺りの手間を大分減らすことができます。

    この動画では、私が WP-CLI を入れたクラウド環境で WordPress のサイトを立ち上げています。事前準備として、web サーバの設定と、MySQL / MariaDB で新規データベースを作成、ユーザーも作成して、権限を付与しています。

    動画中で使っている 3 行のおまじないは下記のようなものです。サンプルなので値はそれぞれの環境に合わせてください。

    wp core download --locale=ja && \
    wp config create --dbhost=127.0.0.1 --dbname=unitone_idw_jp --dbuser=unitone_idw_jp --dbpass=UseSecurePassw0rd! --locale=ja && \
    wp core install --title=unitone --url=https://unitone.idw.jp --admin_name=unitone-admin --admin_email=takeshi.igarashi@example.com

    1 行目で最新の日本語版 WordPress のダウンロード、2 行目で wp-config.php ファイルの作成、3 行目でインストールを行なっています。

    あとは、動画では管理画面で操作していますが、テーマやプラグインのインストール、有効化、無効化、削除もコマンドで可能になります。ぜひ、使ってみてくださいね。

    余談: WordPress を本番環境向けに設定する

    WordPress の初期状態でもすぐブログは始められるのですが、コーポレートサイトなど基本的に固定ページで構成し、投稿はニュースなどに使うというケースも多いかと思います。そういう場合によく行う準備を動画でしています。

  • Snow Monkey のパンくずリストからカテゴリー名を取り除く

    Snow Monkey のパンくずリストからカテゴリー名を取り除く

    WordPress でサイト構築しているみんなが大好きな高機能テーマ、Snow Monkey

    最近自作テーマから Snow Monkey ベースのテーマに切り替えた案件で、パンくずリストからカテゴリー名を削除する必要がありました。はて、そんなことが可能なのかと考えていたのですが、暫定的な解を思いついたので、実装してみました。

    子テーマの場合は functions.php、My Snow Monkey プラグインの場合は my-snow-monkey.php に書き加えます。

    CSS で消すだけでも事足りるのですが、残念ながら、パンくずリストにカテゴリーであることを表すクラスなどは付いていなかったので、フィルターフックでパンくずリストの出力自体に変更を加えています。

    まず、パンくずリストのフック ‘snow_monkey_breadcrumbs‘ の値を受け取る( $items )のですが、この中身は二次元配列になっていて、パンくずの階層の数だけ要素が含まれます。下記のようなイメージです。

    array(3) {
    	[0]=> array(2) {
    		["title"]=> string "ホーム"
    		["link"]=> string "https://example.com/"
    	}
    	[1]=> array(2) {
    		["title"]=> string "投稿一覧"
    		["link"]=> string "https://example.com/posts/"
    	}
    	[2]=> array(2) {
    		["title"]=> string "カテゴリー名"
    		["link"]=> string "https://example.com/category/category-name/"
    	}
    	[3]=> array(2) {
    		["title"]=> string "投稿名"
    		["link"]=> string "https://example.com/post-name/"
    	}
    }

    トップページを固定ページにしないで、最新の投稿にしている場合は 2 番目の要素( $items[1] )は出ないなど、サイトや投稿タイプごとに細かな違いはあると思います。

    今回はカテゴリー名を除去したいので、3 番目の要素( $items[2] )が存在して、かつ中の link 要素に /category/ という文字列が存在する場合、という条件にしてみました。あまりスマートな指定でないことは自覚しているので、もしもっとよい if 文がありましたらお知らせください。

    そして、条件に該当する場合、array_splice 関数で 3 番目の要素ごと消しています。これでパンくずからカテゴリー名は消えます。

    こんなニッチな事例が誰かのお役に立つのかは疑問ですが、一応書き残しておきます。ではでは。

  • NGINX Config で nginx 設定を楽しよう

    NGINX Config で nginx 設定を楽しよう

    nginx ―軽快動作の web サーバとしてよく使われていますし、私もここ数年愛用しています。ただ、設定は難解で面倒です。

    とはいえ、以前から HTML5 BoilerplateNginx Server Configs という設定集をカスタマイズして使っていたので、これまでも初期設定から自力で作っていたわけではありません。とても便利です。おすすめです。

    以上です!と終わりそうになりますが、最近見つけた、更に便利なサービスがあるのでご紹介します。

    NGINX Config

    スクリーンショットを見るとわかりますが、web 上で個別の設定を入力すると、全体の設定を含めまとめてダウンロード出来ます。セットアップに従って設定していけば、既存の nginx の設定を置き換えて、NGINX Config で作った設定で起動できるようになります。

    NGINX Config のいいところは、GUI というだけでなく、全体設定も含めてシンプルな設計で見通しがよいところです。ページをスクロールすると設定のテキストも見ることが出来ます。

    Mozilla SSL Configuration Generator に基づいた SSL 設定を取り入れていたり、Let’s Encrypt を使うときの設定が入るのもいいですね。

    WordPress でつまづいたところ

    こちら、プリセットに WordPress なんかもあったりするので、そちらもチェックを入れてテンポよく設定していったのですが……

    無事 nginx を起動して、WordPress をインストールしてみたのですが、管理画面の挙動がおかしいのです。管理画面自体は表示されるものの、新規投稿の画面が真っ白で表示されません。

    WordPress のデバッグモードでもエラーは表示されず、HTML ソースは見られるという状態で、Chrome のデベロッパーツールでコンソールを見るとエラーがいくつか出ていました。どうやら CSP (content security policy) により JavaScript を読み込めない、というような内容です。

    NGINX Config に CSP の項目があるかな、と思って探したら、見つかりました。

    add_header Content-Security-Policy   "default-src 'self' http: https: data: blob: 'unsafe-inline'" always;

    /etc/nginx/nginxconfig.io/security.conf に上記の項目があるので、一旦コメントアウトしたら、無事に編集画面が使えるようになりました。CSP 自体は XSS などを防ぐ対策なので、出来れば一律に適用しない方法より、/wp-admin/ 以下は除外するような条件分岐を書くのがよいでしょう。

    現場からは以上です。

  • 引っ越します(9年ぶり11回目)

    引っ越します(9年ぶり11回目)

    こんにちは、たけしです。

    新型コロナウイルスで騒がしい世の中ですが、元々自宅で仕事している自分にはあまり関係なく、淡々と日々を過ごしています。打ち合わせがテレビ会議になって、客先に出向くこともなくなり、更に引きこもりが加速しているくらいです。

    10年ってこんなに短かったっけ?

    今住んでいる部屋は公営の団地ですが、10年間の定期借家で更新はない条件で入っています。入居したのは東日本大震災のあった2011年で、もう9年前の話になってしまいました。つまり、あと1年でこの部屋を引き渡さなければいけません。

    まだ1年あると考えるか、もう1年しかないと考えるかは微妙なところですが、ひとまず部屋探しは始めて、いい物件があったら引っ越しを検討してみようと考えることにしました。

    「団地リノベーション」

    さて、個人的に以前から気になっていたのが、古い団地の部屋の内部をリフォームする「団地リノベーション」、略して「団地リノベ」と呼ばれるものです。様々な取り組みが各所で行われていますが、一例を挙げると以下のリンク先のようなイメージです。

    https://www.muji.net/ie/mujiur/

    パターンとしては上記のように賃貸住宅の建物所有者が複数戸を改修する場合や、古い分譲団地の部屋を購入して自らリフォームする場合、少ないですが分譲物件をリフォームして貸し出している場合もあります。購入の場合は自由度が高いので、自分好みに仕上げることが出来、webInstagram で紹介されている写真を見るのも楽しいです。

    団地リノベ物件を見てみよう

    私はあいにく分譲物件を買えるほど資金が潤沢ではないのでお仕事ください、今回はリニューアルした賃貸団地を見ていくことにしました。エリアはあまり限定せず、ざっくり東京都下と神奈川方面で、都心に1時間くらいで出られるところで検索してみます。

    あと、リノベーション物件は家賃が上がる傾向にあります。そこで給湯など最低限の住宅設備を新しくしてある、そこそこの家賃の物件に絞り込んでみました。あとは原状回復出来る範囲で、DIYでリノベしようという考え方です。私はホームセンターで工具金物などを売っていた経験がありまして、多少の知識はあるので自力でもある程度何とかなるだろう、という方針です。内装に懐かしさが残るのも、それはそれで味ですし。

    今回内見したのは、下記の団地にある物件です。

    http://www.realdanchiestate.jp/?p=2391

    多摩センター駅からバス7分。開発から40年以上経ち、外装の手直しも少ししてあるものの、見た目はいかにも団地です。ただ、内部は約5年前にリニューアル工事があり、水回りや内装はやり直しているので、古い佇まいが好きならノーカスタムで住んでも快適そうです。

    広さは52㎡強の3DK。今どきの3DKはもう少し広いので、狭めの間取りですが、キッチンと6畳間を区切る1間半のふすまを取り外せば、かなり広く感じる気がします。

    5階建て低層棟の3階からの眺めは、遮るものも少なく、広い台地に木立が広がって、その合間に団地の建物が頭をのぞかせているような感じで、無機質な感じはありません。

    意外と便利な多摩センター

    多摩センターはあまり土地勘もなく、行くまで正直どんな街なのかあまり想像がつきませんでした。

    実際駅を降りてパッと見た印象として、開発から時間が経ち、街のつくりは全体的に枯れた感じではあるものの、商業施設自体は充実していて、不便はあまり感じずに済みそうです。百貨店が撤退した建物も、現在は専門店ビルとして様々なテナントが入っています。

    強いて言うなら家電量販店が少なめですが、それはアマゾンなど各種通販が充実しているので、困ることもないでしょう。いざとなれば、新宿まで30分ちょっとで行けます。

    二人暮らしなんだし、よく話し合おう

    さて、新しもの好きな私は、すっかり多摩センターの団地暮らしを想像して、浮かれて手続きを進める気満々になっていたわけですが、当然パートナーの意向は大事です。

    内見当日結構盛り上がっていたので、相手もすっかり乗り気かと思ったのですが、やはり中野を離れるデメリットや転居先での不安を感じていたようなので、改めて時間をとって話し合いの場を設けました。

    最終的には合意を得ましたが、こういうことは最初からこまめに確認しておくべきだったと反省しております。

    そして、今

    運送業者さんが置いていった80箱分のダンボールの隙間で生活しております。無事引っ越せることを願っています(笑)。

  • 時間管理のすゝめ for ずぼらフリーランサー

    時間管理のすゝめ for ずぼらフリーランサー

    ずぼらなフリーランサー、たけしです。今日は私のようなプロ意識の低い、ずぼらなフリーランスでも出来る、ハードルの低い時間管理(タイムマネジメント)のアイディアをご紹介します。

    時間管理の効用

    フリーランスとして仕事をしていると、時間の使い方もある程度自由が効くようになります。メリットである反面、だらっと仕事にとりかかってしまい、結果として時間を使った割に進捗が出せなかった、ということもあるかと思います(私はよくやっていました)。

    いくら時間給で仕事をしていないとしても、ある時間を業務に充てて、成果を作り出していることには変わりはありません。それならば、より有効に時間を使って、家事や趣味、睡眠など業務外に使える時間を増やしたり、成果物の検証や見直しで質を高めることに使いたいものです。

    時間は削らず、時間を見出す

    一日は24時間しかありません。日本においては睡眠の時間がもっとも削られやすいですが、睡眠時間を削るのは心身の回復を妨げ、健康に悪影響が及びます。また、ゲームをしたり、テレビを観たりする時間も、ストレス解消という観点から真っ先に削るものではないと思います。

    ポイントは「あ、気づいたら○○して○時間も経ってた」というような、無意識な時間経過を少なくして、自分の時間を自身で把握することです。そのためにまず自分が使った時間を記録してみましょう。最初は現状をそのまま記録してみて、振り返って見直しが出来る状態にしておけばOKです。

    時間管理の難点

    そうは言っても、時間の記録というのは大変面倒なものです。最近は toggl のようなタイムトラッキングのアプリも出ていますが、挫折しやすいポイントとして「タイマーの切り忘れ」というものがあります。タスクを終わらせた時は充実感、あるいは次のタスクに目が向いていて、そこに「アプリのボタンを押す」というような手間を差し込むのは案外難しいものです。

    ポモドーロ・テクニック

    話は変わりますが、人の集中力には限界があります。集中力は一種の瞬発力なので、そう持続できるようなものではありません。また、人の体は時間単位で同じ姿勢を保つような構造には出来ていません。姿勢を固定することで、特定の筋肉の緊張が持続し、こりや痛みの原因にもなります。

    厚生労働省のモニタとキーボードを使う作業者向けガイドラインでも「一連続作業時間は、1時間を超えないようにすること」「一連続作業時間内において1-2回程度の小休止を設けること」としています。

    そういった点からおすすめ出来る時間管理術の一つに「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれるものがあります。一般的には、次のような内容で取り組みます。

    • 25分間、一つのタスクに集中して取り組む。他のことはしない。
    • 25分経過したら、5分程度の休憩をとる。
    • 休憩が終わったら次の25分間、またタスクに集中して取り組む。
    • 上記の繰り返しを4回くらい行ったら、長めの休憩(15〜30分)をとる。
    • 長い休憩の後、また25分の集中作業を行い、5分休憩することを繰り返す。

    個人的には、休憩時間は椅子から立ち上がって、給湯室や台所へ行き、冷蔵庫の飲み物を飲んだり、コーヒーやお茶を淹れたりするのがおすすめです。

    なお、一日8時間働くから、と25分のセッション(ポモドーロ、と呼ぶ)を、例えば15回以上こなすことを事前に予定してしまうのはおすすめしません。経験上、質のいい仕事が出来るのは日に約4時間、8ポモドーロ前後ではないかと思っています。余裕があれば少し追加する、くらいの感覚がよいと思います。他の時間は、例えば経理とか、業務に関わる書籍を読むなどして過ごしてみてはいかがでしょう。

    タイマーで時間を計る

    このポモドーロ・テクニックを実践するには、30分計れるキッチンタイマーだけが必要なのですが、もちろんPCやMac、スマートフォンでも、ポモドーロ・テクニック用のタイマーアプリ(以下、ポモドーロ用タイマー)は数多く出ていますので、アプリストアなどで検索してみてください。

    私が使っているのは、Be Focused ProというMacのアプリで、1ポモドーロの時間や小休止の時間、長めの休憩を入れるタイミングなど、細かい設定が可能です。メニューバーに常駐するタイプなので邪魔にならないのもよいです。無料版もありますので、もしMacをお使いなら試してみてください。

    話を時間管理に戻すと、ポモドーロ・テクニックを使う場合、タイマーは25分(あるいは任意で設定した時間)で切れますので、タイマーの切り忘れがありません。もちろん、タイマーを入れ忘れる可能性は残っているのですが、ポモドーロ用タイマーの場合、小休止の時間が終わったことを知らせてくれるので、タイマーの入れ忘れがしにくいのもよいところです。

    時間を記録する

    ポモドーロ用タイマーの場合、時間経過だけでなく、終わったポモドーロと残りのポモドーロの数も表示されます。あとは、一日の終わりに、カレンダーや手帳に何をやったか記録していけばよいでしょう。タスク管理の便利ツールもいろいろ出ているので、それを組み合わせることでよりタイムマネジメントがしやすくなるでしょう。

    私はweb開発をしていますので、開発に直接関わる作業を時間管理することで、見積もり作成の参考になるという効果もあり、助かっています。

    §

    というわけで、ぜひ一度お試しください。ただ時間を記録しようとするより、楽で副効用も多い方法だと思います。

    (初出: Note

  • あるデザイナーの妄想 20170728

    あるデザイナーの妄想 20170728

    私が通っているコワーキングスペース、CASE Shinjuku のメンバーである猪原さんのブログを読みました。

    阿佐ヶ谷駅高架下「ゴールド街」「ダイヤ街」「ディラ」完全消滅!「ビーンズ阿佐ヶ谷」にリニューアル!…の一方で気になるデザイナーさんの仕事 : NewsACT

    デザインあるある、です。部下と上司というよりは、制作会社と施設運営会社(=顧客)のやりとりのような予感。以下、妄想……

    §

    顧客からデータが来ないのは日常茶飯事です。しかし入稿が遅くなろうが、納期は延びません。これはこの業界の真理です。

    あるいは、発注がそもそも休前日の午後で、週明けの午前中に納めて、などという場合もあります。こちらは金額が見合えば(あるいは、取引関係の力学によりやむを得ず)引き受けますが、素材が足りないなど、不明な点の確認は難しくなります。そりゃ、発注者が休みで連絡取れないんですもの。

    リミットが近づいてもどうにもならない場合、制作側の責任にされてはたまらないので念押しすることになります。

    制作「締め切りまでにデータが来ないと、仮に当ててあるギザギザデータで出力しちゃいますよ!」
    顧客企業の担当「恒久的な掲示ってわけじゃないし、ま、いいです、それで。テナントさんにはうちから言っておきますよ(さっさと仕上げて)」

    地雷としては序の口、想定しうる範囲です。

    §

    そこそこいいビジュアルを作るのは、デザイナーならばもちろん可能ではあります。しかし、その品質を損なわず成果物と出来るかは、ステークホルダーを握れるか、関係者の利害関係、社内政治など、コミュニケーションに長けてないと難しいのです。

    ちなみに、ひとりで引き受けると利害の板挟みに苦しむことになるので、コミュニケーション役(ディレクター、営業)と実働部隊を分けることで多くの制作現場は成り立っています。

    ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません(多分)。

    (初出: Facebook NotesNoteより転載)

  • 熱海に来たら寄るといいところ

    熱海に来たら寄るといいところ

    こんばんは、たけしです。今週末、1月19日土曜日は「静岡 WordPress Meetup in 熱海」が開催されるので、おすすめの熱海の過ごし方をご紹介します。

    熱海への行き方

    小田急ロマンスカー

    東京方面からのおすすめは、小田急ロマンスカー+東海道線。新宿から60〜80分で小田原到着、その先熱海までの東海道線は25分くらいです。小田原までは指定席、小田原以遠の東海道線はそれほど混まず、数十分で熱海に着いてしまうので、観光で熱海に来るならこの組み合わせがベスト。

    • 金券ショップで小田急の株主優待乗車証を手に入れれば(大体600円台)更にお得。
    • 小田原で改札を出るので、駅近くでランチも安くておいしい。

    駅前の商店街で買い食い

    熱海平和通り

    駅を背に右手に平和通りと仲見世という2つの商店街があります。お土産物をいろいろ売っていますが、棒に刺した揚げかまぼこや温泉まんじゅうを頬張って歩くのがいいと思います。どちらも坂になっていますが、下ると市街地の方へ向かいます。

    日帰り温泉でひとっ風呂

    観光客に人気があるのは、日航亭大湯。元旅館ですが、今は日帰り入浴だけやっています。1,000円。

    日航亭大湯

    レトロ好きには福島屋旅館もいいかも。400円。

    湯船に浸からなくていいよ、という方には、熱海駅改札出て左前方に足湯があります。こちらは無料。

    熱海駅前足湯

    お昼

    本当は町中の清水町にある中島水産市民市場でお寿司を買って、海岸の公園のベンチで食べるのがおすすめですが、あいにく季節が寒いので、風が強いと辛いです。

    MARUYA Terraceのサバサンド

    では、今流行のサバサンドなんかはいかがでしょう? Meetupの会場のすぐ近くに、同じ会社が経営している「MARUYA」というホステルがあって、その軒先が「MARUYA Terrace」というカフェ・バーになっています。13時開店ですが、サバサンドが食べられます。単品750円。ドリンクセットあります。

    WordPress Meetup に参加

    会場は naedoco というコワーキングスペースです。建物の構造上、入り口は「つばき屋 佐藤油店」さんの店内を通り抜けて階段を登って2階へ入るスタイルです。物怖じしないで突入してください(笑)

    懇親会に参加

    詳細未定ですが、終わりが16:30と早いので、近くのカフェ・バーでコーヒーやビールを飲みながら懇親会をしましょう。只今会場を18:00まで借りられるよう問い合わせ中です。

    家に着くまでが遠足です

    皆さん、気をつけて帰りましょう〜

  • フリーランスを終えて、会社をはじめました

    フリーランスを終えて、会社をはじめました

    たけしです。こんにちは。ここ数年ブログを書くのが億劫で、最近は Twitterや Facebook すらあまり投稿せず、Instagram に日々の写真をアップして、それを IFTTT で各種 SNS にも流して、生存報告をしています。

    プロフィールは別記事をご覧ください。生い立ち(らしきもの)も書きましたので、よろしければお読みください。

    仕事のこと

    2001 年から 17 年ほどフリーランスで web 制作をしています。最近の案件のほとんどは WordPress を使ったサイト構築で、テーマ(テンプレート)をデザインしたり、機能をカスタマイズしたりするお仕事が多いです。一応 VPS やクラウドで web サーバーを構築したりもするので、デザインも出来る web 開発者、と言う感じです。

    「ひとり」の壁

    フリーランスでやるということは、多くの時間は一人で仕事をすることになると思います。会社と違い、同僚という存在は基本的にいません。気軽に相談したい時の相手もいないですし、ふと会話の中からアイディアが浮かんだりするようなことも、そもそも会話がないのでありません。

    個人的な話で、今年ご縁あって常駐で働かせていただいた会社があったのですが、この時所属こそ違うものの、仕事仲間と一緒に働く体験を久しぶりにしました。これがなかなかよくて、プロジェクトの風通しがよく、コミュニケーションがスムーズです。諸々の事情で常駐は終わりにしたのですが、やはり(比喩として)同じ釜の飯を食べる仲間でチームを作って仕事するのはいい、うらやましいと思いました。

    チームを作る、会社を作る

    単にチームで仕事をするならば、会社を作る前から、フリーランス同士でチームを作って連携しながら仕事を始めてしまう、という選択もあり、実際そうされている事例もあります。ただ、今回自分としては、会社を作り、責任の所在を明確にすることで、デザイナーやエンジニアが少しでも安心して参画でき、また顧客に対しても信頼しやすく、気軽に発注できる仕組みにしておきたかったのです。

    会社を作るという構想だけは何年も前から漠然と持っていて、調べ物はいろいろしていたのですが、動いたのは今年の秋に入ってからのことでした。最近はフォームを埋めると書式がダウンロードでき、設立準備から登記まで手軽に出来るサービスがいくつかあって、それの一つである「マネーフォワード 自分で会社設立」を使って、合同会社用の電子定款だけ行政書士に作成依頼をし、あとは自力で手続きを行いました。一発で登記出来てしまったので、正直あっけなかったです。

    五里霧中でも、前に進む

    ひとまず会社は設立出来たわけですが、単に設立しただけでは何の意味もなく、本で例えれば、小説の前書きが終わって本編にやっと入るくらいの段階です。どこまで続けられるかは正直私にもわからないですが、短編小説のように、すぐ会社を畳むことにならないよう頑張りたいと思います。

    なお、弊社では WordPress を使った web サイト構築のご相談を絶賛募集中です。また、パートナーとして協業していただける web デザイナー、エンジニアの方もお待ちしております。こちらの募集は近日公開予定です。何卒よろしくお願いいたします。

    〈この記事はフリーランス Advent Calendar 2018 の第 1 日目の記事です。第 2 日目は @yu_s_1985 さんの「フリーランスになって2年半を振り返る」です。〉

    (初出:Note 2018/12/02)

  • ドメイン登録するとwebサイトビルダーとSSL証明書が使えるレジストラ: Porkbun

    ドメイン登録するとwebサイトビルダーとSSL証明書が使えるレジストラ: Porkbun

    何となく、ただ成り行きで、興味深いドメイン名登録サービスを見つけたので、ご紹介します。

    ドメイン名の登録費用だけで、web サイトビルダーが使えて、SSL 証明書を発行してもらえて、簡単に手早く独自ドメインの web サイトを作って公開できます。

    (さらに…)