冬へ 投稿日 2006年10月4日 著者 いがらしたけし カテゴリー 日々 ツイート 虫の音が騒がしい。秋雨のはざ間の夕暮れ。金木犀の香りがした。絡みつくような芳香。あっという間に辺りが闇につつまれる。午後5時。僕はひんやりとした空気の中で立ち尽くす。秋の空気を思い切り吸い込む。乾いた冷気に咳き込んだ。冬が来ている。シチューを作ろう。 generated by feedpath 日々 この記事を書いた人 いがらしたけし 記事一覧 ウェブサイト