たけしです。こんばんは。今日はビジネスネタです。
ちょっと考えるところがあって、LLPのことをいろいろ調べています。LLPって何?という人は下記リンク先を読んでみて下さい。
→DREAM GATE:LLPとはどんなもの?
来月の新会社法施行で出来るLLC(合同会社)とよくセットにされますが、LLPは会社ではなく「組合」です。法人格は持たないのですが、出資金(資本)を持ち登記もする、会社に似た性質の組織です。LLPはいくつかの制度的特徴から、複数の事業者が集まって共同事業を展開するのに向いているとされています。
ところで、出資者は「組合員」と呼ばれ、LLPの損益は事業年度の終わりに各組合員に分配することになります。組合を1年やって、1000万儲かったから、組合員AとBに500万円ずつ払う、というようなイメージです。そこまではいいですかね。この先が僕の疑問だったところです。
LLPは組合員に給与報酬を払うことが出来ません。ということは、組合員がLLPのためにフルタイムで働いても、事業年度末の分配でしかお金をもらえないのでしょうか。いくら500万円入るとしても、組合員だって生活がありますから、毎月いくらかのお金が欲しいと思いますよね。
LLPという制度が昨夏出来たばかりということもあって、書籍やネット検索でもなかなか答えが見つからなかったのですが、本日ようやく発見しました。
→日本第1号LLP【LLPスタイル】活動最前線:私にも給料ください
LLPは決算をしないと利益を分配することができません。(債務超過になるとお金を分配できないので)でも、生活に困る場合は、利益の分配の前渡しとして、組合員にお金を貸し付けても良いかと思います。
あ、貸付金で処理すればいいのか!期末に分配金と相殺すればいいわけね。なるほど。これで今日はゆっくり眠れます。
以上、今どきのビジネスネタでございました。