Fireworks歴約13年の、たけしです。こんばんは。
Adobe Fireworksの身に何が起こったのかは、こちらの記事をご覧ください。MacromediaがAdobeに買収されてから、予感はしていたんです。でも意外としぶとくラインナップに残っていて、まだ開発する気があるんだ、でも進化してる感じがしないなあ、と呑気に構えていたら、ついにその時が来てしまったという感じです。
そして、昨夜あたりFacebookかTwitterあたりで流れてきたのが、なつきさん(@Stocker_jp)のこちらの記事です。
Twitter やWeb系の勉強会で「Photoshop なんて効率悪い」という方を見かけるたびに「なぜそう思うのか」聞いていますが、大抵は以下の4つの理由のどれかです。
- 単純に、Photoshop の使い方が分かっていない
- Photoshop の使い方は分かっているが、写真編集の使い方しか分かっておらず、「Webデザインのための Photoshop の初期設定と操作」について知らない
- 古い Photoshop の話をしている(昔の Photoshop はWebデザインに向いていませんでしたが、最近は CS5 と CS6 を比べてもWebデザインに関する機能が大きく進化しています)
- 単なる思い込み
「PhotoshopによるWebデザインカンプ制作はFireworksに比べて効率が悪い」という都市伝説について | Stocker.jp / diaryより
なるほど。PhotoshopをWebデザイン用おすすめ環境設定にして、ああ、操作感がよくなった、と実感できました。なので、読む価値はあったと思います。
でも、なんだろう、この悲しい気持ちは。
都市伝説とか思い込みなどと言われてしまうと、つい反発してしまう自分の気持ちが邪魔をして、この記事は自分にとって少し読みづらかったです。というか、自分がFireworksにこれほど愛着を持っていたということに自体に驚きました(DreamweaverからCodaにはホイホイ乗り換えたというのに)。
Fireworksって気軽にワイヤーフレーム描いて、パーツ作って乗せて、時々PhotoshopやIllustratorで素材作っては持ってきて、最後にサクッとスライスして書き出し、という感じで、個人的には一番ストレスなくWebデザイン作業が出来るツールだったのです。
最近はDesigning in the Browser(いわゆる「インブラウザ」)の手法を試したりしていたので、Fireworksがなくなったら困るというほどではないのですけど、やっぱり手慣れたツールが開発中止というのは寂しい気持ちにさせられます。
と、まあ、「私はFireworksが好きでした」という感傷的な告白記事でした。気分転換にEdge Reflowでも触ってみようかな。ではでは。